【セルフねんね】都市伝説と思っていたが、下の子6ヶ月で習得できた話
「セルフねんね」って聞いたことはあるけれど、
寝かしつけせずに、赤ちゃんが自力で寝るなんて
都市伝説のようで信じられないですよね。
「セルフねんねてあれでしょ、泣かせっぱなしにしておくやつ。
そんなのムリムリ。
泣かせるくらいなら抱っことか授乳して寝かしつけした方がいいよ。」
「赤ちゃんが自力で寝るなんて、特殊なケースだけでそんなの都市伝説でしょ」
セルフねんねに挑戦する前の私が思っていたことです。
私も上の子のときはそう思い、ネントレには挑戦しませんでした。
しかし、上の子4歳、下の子6ヶ月のとき
下の子6ヶ月でネントレらしいトレーニングをせず
夜のセルフねんねを習得しました。
今、9ヶ月になりますが朝までぐっすりです。
こうやって書いていて、自分でもちょっと信じられないくらい。
セルフねんねできるようになってから思うのは、
「赤ちゃんの眠りのちからって本当にスゴイ!」
それを引き出すために親が「ねんねの知識をつける」、「環境を整える」のがねんねトレーニングなんじゃないかと思います。
この記事では、下の子がどうやってセルフねんねを習得したか体験談を書いていきます。
- セルフねんねを習得する前
- セルフねんね習得後
- ネントレはしなくてもいい
- ねんねママの「ねんね強化クラス」に入る
- セルフねんね、いざ実践!
- セルフねんねに至るまでの下準備
- セルフねんねのための環境づくり
- 「セルフねんね」都市伝説のまとめ
セルフねんねを習得する前
夜のねんね、お昼寝どちらも抱っこで寝かせていました。
ご多分にもれず「背中スイッチ」があり、
寝た〜と思ってベビーベッドに置いても起きることはしょっちゅう。
お昼寝は起きてしまうのが怖くて、
「ラッコ抱っこ」
でずっと抱っこしたまま寝かせていました。
ダメになるクッションの上に私が横になって
赤ちゃんをスリングに包んだまま胸の上に寝かせておくスタイル。
少しでも起こさないように、自分の動きは最小限にして
できることといえばスマホをポチポチ触るくらい。
赤ちゃんが起きるまでトイレにも行けない。
1時間その体勢でいるのは当たり前で、長いときは2時間を超えることも。
それをお昼寝のたびにおこなうので、1日2回〜3回あります。
とにかく自分を犠牲にしてお昼寝をさせていました。
夜も寝るまでとにかく抱っこ。
上の子の面倒を見ながら抱っこで寝かしつけするのは
体力的にも精神的にもしんどかったです。
セルフねんね習得後
夜のセルフねんねができるようになってからは、そういった習慣もガラリと変わりました。
寝かしつけらしい寝かしつけは特になく、
「ねんねルーティン」という一連の流れをするだけ。
ねんねの前の授乳
↓
布団に置く
↓
おやすみ〜大好きだよ〜と
イチャイチャタイム
↓
電気消す
↓
寝室から出る
↓
お子、指しゃぶりで就寝
授乳から寝室出るまで10分くらいです。
寝かしつけしてる、という感覚はありません。
いまでもちょっと信じられないくらい。
ちなみに朝まで起きず、セルフねんね習得したら
夜間断乳も自然に成功してしまいました。
ネントレはしなくてもいい
セルフねんねには「ネントレ」必須、のように思われていますが、
ネントレしなくてもいいんです。
私もネントレらしいネントレは特にしていなくて、
- 睡眠環境を整える
- 日中の活動時間を意識する
この2点に力をいれました。
赤ちゃんの眠りの力って本当にすごくて、自力で眠るちからをもっています。
よく言われている泣かせてネントレするのは最後の手段。
泣かせるのが嫌なら、泣かせないネントレもあります。
抱っこ寝で困っていなかったらセルフねんねできなくてもいいし、
無理にやらなくていいんです。
その上で私は、セルフねんねしてくれたら自分の時間が持てて良さそうだな〜
まあ、できなくてもいいから試しにやってみるか〜
とゆるく始めました。
ねんねママの「ねんね強化クラス」に入る
セルフねんねをするにあたり、本を読んだりネットで情報収集はしたものの、
やっぱりひとりでは不安だったので
ねんねママ の「ねんね強化クラス」に入りました。
LINEを使った有料のオンラインサロンです。
相談会が週4回zoomで開催されて、個別の悩みに回答してもらえます。
他の人の悩みを聞けるので、
自分で質問するまではいかないけれど、
気になっていたことを他の人への回答で知ることもできます。
セルフねんねへの具体的な対策法が分かりました。
私が入会したときは月額2980円。
ねんねコンサルタントは他にもたくさんありますが、
個別相談すると1時間5000円〜
はするので、1ヶ月でこの値段は良心的な価格だと思います。
ねんねの土台を整えるときやネントレ中は
小さな疑問がたくさん出てきます。
1回きりの個別相談より1ヶ月〜3ヶ月のスパンで、出てきた疑問や、対策法を相談しながら取り組むといいんじゃないかな。
介入のしすぎがセルフねんねを妨げている
強化クラス入って一番衝撃だったのが、
「介入のしすぎが眠りの妨げになっている」ということ。
抱っこしてても泣きがヒートアップしてくることありますよね?
もう眠いはずなの時間で、ミルクも飲んだばかりだし、オムツも取り替えたし、
何で泣いてるのか分からないよ!という状態。
それ、抱っこ=介入が邪魔して寝れないのかも。
これを初回のzoomで知りました。
自分は質問せず、他の人の回答だったのですが、
そんなことがあるなんて!と驚きました。
私が読んだねんねの本には載っていない情報でした。
セルフねんね、いざ実践!
「ねんね強化クラス」の相談会でやる気になり、
その夜、さっそく介入しないねんねを試してみました。
いきなりは抱っこなしもこちらのメンタルがやられるので、
眠くて泣き出したら、ちょっと落ち着くまではいつものスリングで抱っこしました。
で、ベビーベッドに置いてみる。
置いてもまあ、泣くよね。
抱っこしても泣くんだからいっしょいっしょ。
するとあら不思議。
少し待つとギャン泣きがフニャフニャ泣きに変わってきた。
あれ、そのまま寝ます?
ここでトントンとかした方がいいかな、て思うけどぐっとがまん。
そのトントンも介入のしすぎになるかもしれないので。
とにかく見守ることに徹しました。
ベビーベッドの横に立って
「大丈夫よ〜寝られるよ〜」
と心の中で唱えてました。
心配そうな顔をすると、赤ちゃんも心配になってしまうと思ったので
聖母のような微笑みを意識して。
そしたらセルフねんね成功しちゃった。
わーいヤッター!これがセルフねんね!というテンションにはならず、
「え、ウソ。寝ちゃったの?ホントに?抱っこなしで?」
ときつねにつままれたようでした。
夫といっしょに、え、嘘、寝たんだけど・・・
これってセルフねんねでいいの?と確認しあうほど笑。
これはふたり目で初めて分かったことですが、泣きにも種類があって
「ただ眠くて泣いてる」
泣きがある。
本気泣きに入る前のふにゃふにゃは泣きのうちに入らない。
一人目のときはとにかく
「フニャー!」
と言ったら泣いていると思っていたので、見守って泣き止むのを待つ、ていう選択肢はなかったな〜。
セルフねんねに至るまでの下準備
セルフねんねが一朝一夕でできるのもではないことは
皆さんもご存知のとおりです。
セルフねんねよりもっと大事なのは、ねんねの土台を整えることです。
- 日中は活動時間を意識する
眠りの合図が出たら寝かしつけ。 - ねんね環境を整える
ねんねスペースは安全が絶対。
この中にも項目がいくつもあって、この準備が整うと
夜のセルフねんねも自然とできる、というイメージです。
わたしはねんね環境を整えるのが大変だな、と思いました。
セルフねんねのための環境づくり
私がねんね環境を整えるのに行ったのは下記の3つです。
- リビングから寝室へ
- ベビーベッドからお布団サークルへ
- 昼間でも部屋を真っ暗にする遮光対策
1. リビングから寝室へ
当時は昼も夜もリビングのベビーベッドで寝かせていました。
夜リビングで寝るときはパパといっしょ。
それをお兄ちゃんと私が寝ている寝室へ移動させました。
リビングは3時間毎に起きる睡眠サイクルでした。
「お腹すいたよー!」と泣いて起きるので、お兄ちゃんが起きてしまわないか、とても心配でした。
また、夜間授乳するので、その動きで起きてしまう心配もありました。
2. ベビーベッドからお布団サークルへ
6ヶ月になり、レンタルしていたベビーベッドが小さくなってきました。
レンタルしていたのはミニサイズのベビーベッド。
寝返りもコロコロしはじめ、窮屈そうでした。
レンタルを終了し、ベビーベッドからお布団サークルへの移行しようと決意。
ねんねママのお布団サークルを参考にしました。
https://mominess.com/2019/08/22/soine-babymethod/
3. 昼間でも部屋を真っ暗にする遮光対策
寝室は東向きなので、朝になると眩しいです。
これまでも遮光カーテンを使っていましたが、真っ暗にするには不十分。
カーテンの裏側にもう一枚裏地をつけました。
やはり真っ暗、とはいかないものの部屋はだいぶ暗くなりました。
また、取り付けたのが冬だったこともあり、
カーテンに加えもう一枚分の層ができたため、
断熱効果も感じました。
これらの対策をすることで、ガラリと睡眠環境が変わりました。
睡眠環境が変わって、慣れるまでには最低2週間は必要だそうです。
その間は夜泣きも覚悟。
だけど、赤ちゃんは絶対慣れるから大丈夫!
睡眠環境整えたのに、やっぱり寝てくれない・・・と落ち込まないでくださいね。
「セルフねんね」都市伝説のまとめ
「セルフねんね」できる赤ちゃんがいるなんて、都市伝説なんじゃないか、と思っていた私が、下の子でセルフねんね成功した体験談でした。
必要な知識を本やネットで集め、睡眠環境を整えるのに必要な育児グッズを揃える。
さらに分からない部分は専門家に相談することで成功できたのではないかと思います。
上の子の寝かしつけを苦労していた過去の私が聞いたら、絶対信じないでしょうね笑。
ネントレらしいネントレもしてないし、こんなゆるくてもできるんだと知ってもらえたら嬉しいです。
都市伝説といったらやっぱりこの言葉で締めくくらないとですね!
「信じるか、信じないか、あなた次第です!」